再受験。医学生となった薬剤師。ぴちぴちの1年生

薬剤師として働いてきて、医学生となった者です。日々の暮らしや受験期のことなど様々なことを発信していきたいと思っております。

薬学部在学中に医学部への再受験を考えるならば

※これは私の一意見のため、最終判断は自己判断でお願いいたします。

 また薬学部在学中の方を不快にさせてしまったら申し訳ございません。

 

表題の通り、大学在学中に再受験を考えている方への記事になります。

まず最初に言っておきたいことは医師になるには1年でも早い方がいい。

これに尽きますし、これはどこの再受験についての記事でも書かれていること

ではありますが、私は特に薬学在学中の方に向けて、違う見方もできるのではないかな

とも思います。

 

以上のことを踏まえたうえで、大学在学中というカテゴリを更に3パターンに

分けたいと思います。

 

①1-2学年

②3-4学年

②5-6学年

 

①の場合、勉強をすぐに始めましょう。

1,2年生の場合は受験からそう遠く離れていないため、

記憶を呼び戻す作業になるでしょう。

そして、在学中に勝負を決めてしまいましょう。

しかし、本当に薬学部を辞めてまで医学部に行きたいのかもう一度

考えた方がいいと思います。薬学部が嫌だからという考えの元、医学部に行ってしまう

と医学部合格後もしんどいかなと思ったりもします。

 

②の場合、いきなり休学、退学をするのではなくまずは再受験の勉強を開始することを

お勧めします。そこまで進級しているのであれば、ぜひ薬剤師の資格を取りましょうと

言いたくなります。薬剤師の免許は持っていて損するものではないですからね!

ただ、冒頭でも言ったように1年でも早く医師になった方が良いという考えも

根底にあるため、判断が1番難しい時期でもあるかもしれません。

再受験を視野にいれつつ、在学中に行けるのならば、行くというスタンスで問題ない

かなと思います。ただ一つ言えることは医学部への入学がゴールではないため、

薬学部で行う勉強は無意味ではなく、むしろ他の医師と差をつけることができる分野だ

ということを頭の方すみにおいていてほしいです。

 

③の方は病院・薬局実習を通して医師と働いてみて、再受験を考え始めた人が

多いのかなと思います。もうこの学年まで来ている方は是非薬剤師の免許をとり、

あわよくば、1,2年薬剤師として働いてみることをお勧めします。

せっかく免許をとっても実務経験がないなら免許がもったいないですもんね。

今のところ実務経験がなくてもバイトで雇ってくれる薬局はたくさんありますが、

免許を持っているメリットがバイトできることぐらいになりますからね。

また国家試験を乗り切っていれば、勉強に対する取り組み方への方法

及び姿勢は大学受験期とは大きく違っていると思います。

これは自分の体感ですが、数学が絶望的にできない人を除けば、

国家試験に合格できる能力があれば、医学部受験も乗り切ることができると思います。

大学受験期での1,2年の差はすごく気になってしまいますが、

アラサーでの1,2年はそこまで大きな差ではないのかなと思います。万が一だめでも

薬剤師としては働きなおすことができますしね。

 

今、薬剤師の業界は変革途中であり、

たくさんの薬剤師の方が日々頑張っておられます。

将来元薬剤師の医師という立場から少しでもお手伝いできればなと思っております。

 

特に薬局は重要なカギを握っていると強く実感しています。

そういった方々と協力していきたいですし、薬剤師業界を盛り上げていきたいと思って

おります。

 

長文読んでいただきありがとうございます。